初代林家三平略歴

1925年 11月30日、東京根岸に生まれる。幼名・海老名榮三郎(えびなえいざぶろう)。
1945年 復員後、名前を泰一郎(やすいちろう)に改める。
1946年 2月、父である七代目林家正蔵に入門。「こいつは根が甘ちゃんだからあま蔵にするか」というエピソードが残っているが、実際には七代目正蔵の前座名である柳家三平からとった林家三平の名で前座見習いをはじめる。
4月、初高座。
1947年 秋、二つ目昇進。
1949年 父・正蔵死去。落語協会に所属。四代目月の家圓鏡門下で改めて前座から修行をはじめる。
1951年 二つ目昇進。
1957年 10月中席、上野鈴本演芸場にて二つ目でトリを務める。
1958年 10月、初代林家三平として真打ち昇進。前座名である三平の名を一枚看板までに大きくし、生涯初代林家三平の名を貫く。
1980年 9月20日、永眠。享年54。